シックハウスから見る家の購入&賃貸
建設業からの視点で綴る意外に知らないシックハウスとアレルギーアトピーの関係!!
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問題視されている、揮発性化学物質13物質の解説
その2です。
の続きですので、是非ともからお読み下さい。
ホルムアルデヒド・トルエン・キシレン・パラジクロロベンゼンについては、ご理解頂けたか?・・・
文才がない私としては、ちょっと心配ですが、続けて今回も4物質について纏めます。
どうかお付き合いください


5:エチルベンゼン

この物質は無色で特有の臭い、これもシンナー臭に近い物があります。
そして、常温で可燃性があることも、トルエン・キシレンと類似しているうえ、実はこの物質、市販のキシレンに通常このエチルベンゼンが含まれています。
よって、代替品として使用されることがあります
10ppm以下でも臭いが感じられます
健康被害もトルエン・キシレンとほぼ同様です。
長期間皮膚に付着すると、低温やけどのような皮膚炎を起こすことがあります。
発ガン性は今のところ指摘されていません
主に使われている物質・建材は
合板・内装材の施工用接着剤・有機溶剤系の塗料及び塗装製品・希釈剤など


6:スチレン(モノマー)

この物質は、無色ないし黄色で特有の臭いがあります。
合成ゴムやエポキシ塗料アクリル塗料などで使われていますが、主に使われているのは、ポリスチレン樹脂や合成ゴムなどの原料
常温では油状の液体
良く言うポリ容器などはこのスチレンで出来ている物です。
食品輸送などで良く使われている、発泡スチロールは、このポリスチレンを発砲させて製造された物です。
プラスチック素材に多く使用されているため、家庭にある率が高い
その製品から揮発して室内空気汚染につながっています。
60ppmで臭気を感じられ、高濃度で,眼や鼻に刺激、眠気矢脱力感を感じるようになる。
長期吸引すると肺や中枢神経系に影響を与える。
発ガン性の指摘は今のところ無いが、動物実験では発ガン性があったという報告もあるため、発ガン性物質と認識していても良いかもしれない。
動物実験では、変異原生(遺伝子からの生体の変化)が認められていたりしています。
まったく知らない状態で私たちは日々使用している物ですが、こんなに怖い物です。
主に使われている物質・建材は
食品トレーや発泡スチロール・家の断熱材・畳芯材・浴室ユニット・家電などのプラスチックと、幅広い用途で使われています。
スチレンについては、まだまだ色々報告例はあります。


7:フタル酸ジ-n-ブチル

この物質は、常温では粘着性の液体で、無色~微黄色です。
塗料や顔料、プラスチック加工などで可塑剤(硬いプラスチックやゴムなどを柔らかくして加工しやすくするための材料)として使われています。
単体では、とくに症状が出ない言われているが、注目する点は他の物質と複合で吸飲すると、目や喉などに刺激があると言うところ。
マウス実験で、奇形児が生まれる率が上昇したという実験結果も出ており、女性は特に注意が必要。
遺伝子変異も認められている点も注目したい。
遺伝子変異のため、突如違う病気に掛かってしまったり、産んだ子供もしくは、これから生まれる子供にも影響があるからだ。
フタル酸エステルとアレルギー性疾患の関連性も指摘されている。
主に使われている物質・建材は
プラスチック製品及び合成ゴム全般・塗料・顔料・木工用接着剤など


8:クロルピリホス

この物質は通常では無色の結晶体です。
揮発性が低く空気より重いと言う特徴があります
揮発性が低いと言う特徴を生かして、効果が長続きする防虫剤や殺虫剤に使用された、有機リン系の殺虫剤です。
長い効果があるため、幅広い用途で使用されています。
健康被害については特に注意が必要で
軽傷の中毒症状で、倦怠感、違和感、頭痛、めまい、胸部圧迫感、不安感、さらには軽度の運動失調、つまり動き難くなるなどの非特異的症状を起こし、吐き気、嘔吐、唾液分泌過多、多量の発汗、下痢、腹痛、軽い縮瞳など、非常に多い症状が見られる。
さらに、重度中毒症状では、意識消失、けいれんなどを引き起こし、最悪の場合は死に・・・・・。
特に抵抗力の少ない、女性や子供には少量でも危険な物質となっています。
非常に危険な化学物質です。
現在、2003年7月に建築基準法によって、建材などの仕様が禁止になったが、それ以前に立てた建物には、いまだ成分が残っている。
空気より重いため、床下などで使用された物が上部に出てくることが少なかったのだが、ここ最近の床下換気扇のブームのため空気床下の空気が外や部屋の内部へ出てきて健康被害を受けたと言う報告例も入っています。
主に使用されている物質・建材は
シロアリ駆除用殺虫剤や防虫剤・市販のリン系殺虫剤



以上、今回も4つの揮発性化学物質について纏めてみました。
今回思ったのは、

この回に纏めた4物質は非常に危険な物質だったこと
非常に身近である物
こういう知識は、覚えておかないと対策がまったく取れないこと

です。

知識は身を守る
家庭を守る、親の義務なのかもしれませんね・・・・

次回で揮発性化学物質は最終回です。
興味のある人は、是非ともお付き合いください
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::この記事へのコメント::
本当ですよね
わたしも最近「買ってはいけない」や「経皮毒」の本を読んで、知らないということの怖さを知りました。

知った上での選択と知らなくてそれしか使えないのではぜんぜん違うなと思ってます。

これから化粧水やシャンプーなどはしっかり調べて買おうと思ってます。

知識だけではなくて自分のためにも活かしたい☆
2006/05/18(木) 00:00:46 | URL | Lovearoma #-[ 編集]
Lovearomaさんへ

最近になって、その手の本が特に注目されるようになってきましたね。
実際、化粧品やシャンプーなどはとくに危険があるようで、しっかり調べて買うのは必要ですよね。
こんな所の知識でも、生かせてもらえるなら嬉しいです
2006/05/18(木) 19:55:22 | URL | kokin #-[ 編集]
う~ん。
エポキシ・・・・釣り道具の修理とかでお世話になってます。
木工用ボンド!!!
・・・・お前もか!(泣)

う~ん、化学物質もこのブログもすごいっすね!
2006/05/21(日) 22:23:05 | URL | なが #-[ 編集]
ながさんへ

接着剤、油性塗料に関しては、安全な物はほとんど無いと考えて頂いて良いかと思います。
一応、最近、シックハウス対応タイプの接着剤や塗料がでていますが
値段が高いため、ほとんど見かけません。

危険だと認識して、少しでも吸飲や皮膚に付着など、させないようにするのが一番です。まったく使わないのは不可能に近いですから(汗
2006/05/21(日) 22:29:12 | URL | kokin #-[ 編集]
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